バリアフリー住宅とは?

(2019年10月07日)

バリアフリー住宅とは、さまざまな障壁(バリア)をなくした住宅のことで、体に障害のある人でも、高齢者でも暮らしやすい住宅のことです。車椅子を利用されている方には床の段差の除去は必然ですし、扉を引き戸にしたり、間口を広げたり。だれもが不自由なく暮らせる家がバリアフリー住宅と言えるでしょう。

バリアフリー住宅のポイント

・出入口はスロープで車椅子でも出入りできる間口とし、手摺りを付ける。

・トイレは洋式で、体を支える手摺りを設置。

・浴室は段差を無くし、床は滑りにくい材質に。浴槽はまたぎやすいように低めにする。

・洗面台は使う人の状況に合わせて高さを決める。

・廊下の手すりも無理なく掴まれる高さに配慮して設置する。

などなど、お使いになるお客さま個々人ごとに必要なバリアフリーがありますので、よく相談して決めることが大切ですね。

お年寄りからお子様まで、多くの人が安心して暮らせる住宅はどなたにとっても安心な住宅とも言えます。

現在の住宅をお住まいの方に合わせてバリアフリーに改造したい場合は自治体の助成を受けることができます。

江戸川区の場合は、日常生活で介助を必要とする熟年者のために「住まいの改造助成」制度があります。   介護認定を受けている60歳以上のかたと、身体障がい者手帳の交付を受け、介助が必要な60歳から64歳までの方が対象です。

バリアフリーのリフォームを検討されている方はお住まいの自治体にお問合せしてみられることをお勧めします。

ちなみにバリアフリーは「バリアを取り除く」という考え方ですが、近年「ユニバーサルデザイン」といった、もっと対象を広げた、どなたにも暮らしやすい、最初から安心安全を確保する取り組みも広がっています。

 

江戸川区S様邸リフォーム工事中 手摺り

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