災害に備えて 

(2024年09月17日)

暑さは続いていますが、9月も半ばを過ぎましたね。

台風やゲリラ豪雨も頻発していて、災害への備えは益々必要になっています。

今年は耐震改修工事のご相談も多くいただいています。

都市工房通信9月号には「令和6年能登半島地震から9カ月」として耐震基準についても掲載しています。(表)

能登半島地震における石川県内での住宅被害は8万4千棟余りに上っています。

しかしながら家屋が軒並み倒壊したエリアでも、耐震化した家屋には大きな被害は少なかったようです。

耐震改修工事は費用もかかることですから簡単にはできませんが、自治体の耐震化助成も活用して

検討してみることも大きな災害への備えとなります。

 

旧耐震基準

1981年以前の建物

 

屋根が重く、地震の横揺れに対抗するための筋交いや合板が少ない建物が多い

新 耐震基準

1981年~2000年の建物

筋交いや合板が多くなるが、中には、筋交いの入る場所に偏りがある

など、揺れに対してバランスが悪くなっている可能性もある。

現行の耐震基準

2000年以降の建物

筋交いや合板がバランスよく入っている。
柱や梁、筋交いの接合部が金物などで固定されている。

 

都市工房通信9月号掲載

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